【 大志の会 内容 】
二〇〇六年、経済産業省の研究会によって、「社会人基礎力」についての中間とりまとめ報告が公表されました。この「社会人基礎力」とは、我が国の経済活動等を担う産業人材の確保・育成の観点から、職場等で求められる能力であり、その柱となるのが、「前に踏み出す力(アクション)」、「考え抜く力(シンキング)」、「チームで働く力(チームワーク)」の三要素であるとされました。
そして、公表後の調査によって、九割以上の企業が、この「社会人基礎力」を採用プロセスや、入社後の人材育成において重視していることが明らかになりました。
そして、二〇〇六年に発表した「社会人基礎力」は、その重要性を増し、「人生一〇〇年時代」ならではの切り口・視点が必要と、二〇一七年「人生一〇〇年時代の社会人基礎力」と新たに定義されました。それでは、今皆さんがお勤めになっているそれぞれの会社において、社会人として必要とされているのはどのような力でしょうか?
そこで今回採り上げる課題は、「社会人とは」です。お互いの意識向上を願い、求められる会社、求められる人材を目指すこの機会を大切にして、お互い成長して参りましょう。 |